披露宴イメージ

披露宴で親に感謝のラストバイト

私の母は、親の反対があり本当に好きな人と一緒になる事が出来なかったそうです。
結婚したのは、親が決めたお見合いの相手。
それが私の父です。
家庭内の雰囲気は悪く、私が小学生の時に離婚しその後父に会う事はありませんでした。
そんな経緯から、母は私がどんな相手を連れて来ても本当に好きな相手なら結婚を認めようと心に決めていたそうです。
実際に彼を招き結婚の挨拶をした時も、一言も反対されませんでした。
でも本当は反対したいと云うか、心配する気持ちがあったと思います。
結婚したいと会わせた彼は、9歳上のバツイチで連れ子が3人いる方なんです。
この話をすると、友達のお母さんにだって反対されたんですから実の母親が不安にならない筈はありません。
それでも絶対に口にはしなかった。
心に決めた事を貫く母を格好いいと思いましたし、何よりありがたかった。
そんな母の為にも結婚式を挙げようと彼と話し合い、神社で挙式と式場での披露宴を決めました。
ドレス選びには出来るだけ母と行きました。
夜勤もある忙しい仕事の合間ながら、お願いするとニコニコしながら付き合ってくれました。
披露宴の打ち合わせは彼と2人で向かい、何か親に特別な事をしたいとプランナーさんに相談すると、提案されたのがラストバイトです。
よくあるファーストバイトは、新郎新婦がお互いにケーキを口に運び合い「これから貴方に美味しいご飯を食べてもらえるように料理、仕事を頑張るね」と云う意味を込めたものですが、ラストバイトは新郎新婦がそれぞれ自分の親からケーキを食べさせてもらうもので、「今までたくさん食べさせてくれてありがとう、これを最後にここからは新郎新婦2人で頑張ります」と云う意味のものだそうです。
偶然なんですが彼も中学生の頃に父を亡くし母子家庭で育っているので、2人とも今まで女手一つで育ててくれた母にお返ししたい気持ちがありこのラストバイトを取り入れさせて頂きました。
結果は大成功。
ケーキを持った母の目が潤んでいるのが壇上からもよく判りました。
手紙や花束も渡しましたが、1番思い出に残ったのはラストバイトだそうです。
母自身にも、今までたくさん食べさせてきた思い出があるからかもしれません。
こちらのウェディングのマナーの記事も大変参考になるかと思います。

Copyright(C) 2013 ひろうえん.com All Rights Reserved.